赤ちゃんの便秘は原因を正しく知ることから

便秘でなかなかウンチが出なくて、痛がって泣き叫ぶ赤ちゃんを見ていると、親としても本当につらいですね。

 

泣き叫ぶ赤ちゃん

早く何とかしてあげたいと、いろいろ試してみたり、病院に連れて行ったとしても、何度も便秘を繰り返してしまうこともあります。

 

このような時こそ、便秘の原因を正しく理解するという事が大切です。

 

赤ちゃんの便秘は、水分不足やストレスなど一時的な原因で起きることもありますが、腸内環境が整っていないために体質的な問題で生じることもあるからです。

 

もし体質的な問題だとしたら、いくら水分補給に気をつけても、ベビーマッサージを施しても、あるいは綿棒浣腸でたまったものを出してあげても、根本的な解決にはなりませんよね。

 

一時的な対症療法しか行わずに、便秘がクセになって慢性化してしまうのは絶対に避けたいですね。そのためにも原因を正しく把握して、適切に対処することが大切なのです。

赤ちゃんの腸内環境は変えられる

幸いなことに、便秘の原因が腸内環境にあるとしても、赤ちゃんのうちは腸内環境が変化しやすい傾向がありますから、少しずつ改善していくことが可能です。

 

特に赤ちゃんの腸内環境を良好にするための簡単で理想的な方法がありますので、それをお伝えしていきたいと思います。

 

でもその前に、赤ちゃんなのになぜ腸内環境が整っていない場合があるのか、という点について考えてみましょう。

 

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赤ちゃんの腸内環境に影響する原因

 

赤ちゃんは、生まれる前はママのお腹の中で約10ヶ月間に渡って守られてきました。その胎内というのは、クリーンルームのように無菌状態です。ですから、この時はどの赤ちゃんでも腸内環境はフラットな状態です。

 

胎児のイラスト

腸内環境というのは、腸の中に棲む細菌のバランスの事を言いますが、細菌自体が存在しないママの胎内では、そもそも赤ちゃんの腸内環境は存在しないというわけです。

 

では、赤ちゃんの腸内環境はいつからつくられていくのでしょうか?

 

それは出産時からです。

 

まず出産時に赤ちゃんはママの産道に存在する細菌を口から取り込んでいき、自らの腸内環境をつくる準備していきます。その後も赤ちゃんが触れる人や物、空気中などから細菌を体内に取り込み続けます。

 

こうした出産時、そして出産後の状況によって赤ちゃんそれぞれに特有の腸内環境がつくられていきます。他の赤ちゃんとの差が生まれるのもこのためです。

 

ところで、赤ちゃんの腸内環境が理想的ではない原因としてはどのようなことが考えられるのでしょうか?

原因1 ママの腸内環境

既に述べたとおり、赤ちゃんは出産時にママの産道や便から自分の中に細菌を取り込んでいきます。ですから、もともとママの腸内環境があまり良い状態でなかったなら、それは赤ちゃんにそのまま受け継がれるということになります。このことを示す研究として、フィンランドで90組の親子を対象に行われたものがあります。この研究では、生後3ヶ月の赤ちゃんの75%がママと同じ種類のビフィズス菌を受け継いでいることが分かりました。つまり、ママの腸内環境はかなりの程度まで赤ちゃんに影響を与えているという事が分かったのです。妊娠中に便秘続きだったママの場合は要注意です。

原因2 帝王切開による出産

帝王切開による出産の場合は、ママの産道を通りませんから赤ちゃんに取り込まれる細菌の数や種類の点で不利になります。スウェーデンとスコットランドの研究チームが行った研究でも帝王切開による出産の場合は、腸内細菌の種類が少なくてアレルギーのリスクが高いという事が報告されています。

原因3 母乳の質

ママの母乳には、理想的な腸内環境のカギを握るビフィズス菌を増やす成分がたっぷりと含まれています。しかし、無理な産後ダイエットや不規則な生活、ストレスなどの影響で母乳の質が低下すると、それに伴って赤ちゃんの腸内環境も影響を受けます。特に食事は母乳の質と大きく関係しています。

原因4 生活環境

生活環境も赤ちゃんの腸内環境に影響を与えます。食事や睡眠の時間がいつも不規則なら生体リズムが狂って腸の働きも悪くなります。また、お出かけが多くてリラックスできる時間が少ないとストレスとなってお通じに影響します。

原因5 離乳食

離乳食の時期は特に腸内環境のバランスが大きく変化します。食物と共に多くの細菌が口から取り込まれますから、それによってビフィズス菌の勢力も弱まっていきます。特に注意が必要な時期です。このことから早すぎる離乳食はあまり良くないと言われています。

 

赤ちゃんの腸内環境を理想に近づける方法

 

理想的な腸内環境は、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が優勢な状態です。

 

マッサージを受ける赤ちゃん

これらの善玉菌が優勢ならば、腸内では乳酸・酢酸・ギ酸といった酸が多く産生され、腸を刺激して腸の運動を活発にします。

 

さらに腸管内に水分が呼び込まれやすくなりますので、便も軟らかくて出やすくなります。このことで赤ちゃんも便秘になりにくくなるのです。

 

逆に大腸菌・ウェルシュ菌といった悪玉菌が増えすぎると、それらが産生するガスが腸の壁を傷つけてアレルギーやアトピーの原因となったり、もちろん腸の運動も鈍くなります。

 

この善玉菌と悪玉菌のシーソーバランスは、だいたい1〜2歳までに基礎が決定づけられると言われていますから、ぜひ赤ちゃん時代に理想的なバランスに近づけてあげましょう。

 

そのためには以下のようなことが役立ちます。

1.母乳の質を改善

母乳には赤ちゃんの腸内のビフィズス菌を増殖させるヒトオリゴ糖が含まれています。この母乳の質を低下させないことが赤ちゃんの腸内環境を守るのに重要になってきます。逆に質の低下した母乳はドロドロで冷えやすく、赤ちゃんの腸も冷やしてしまいます。ママの食事に注意することが必要ですが、甘いものや油の多い食べ物、刺激の強いものをなるべく避けて、和食中心のものが良いようです。野菜の煮物や海藻・魚・豆・いも類などを使った料理が好ましいと言われています。でも我慢しすぎるのもストレスになりますから、神経質になりすぎずに。

2.規則正しい生活リズム

食事や睡眠など生活のリズムを規則正しくするなら、自律神経のバランスが良くなり、それに伴って腸の働きも向上していきます。活動的になる時間とリラックスする時間の両方をしっかり作ってメリハリを意識しましょう。

3.清潔にしすぎない

細菌を必要以上に恐れて、何でも除菌・殺菌しようとしたり、赤ちゃんの身の回りを抗菌グッズで固めたり、外では土を触らせないなどの行為は逆に健康を遠ざけます。悪玉菌と呼ばれる細菌でさえ一定数存在することで身体を守ってくれています。極端に赤ちゃんを細菌から遠ざけようとする生活は腸内環境を不安定なものとし、免疫力を下げることにつながってしまいます。

4.離乳食を工夫

離乳食期は腸内環境が大きく変化するときですから、便秘になりやすいため、メニューにも工夫が必要です。便秘がちになっているときは、食物繊維の多い食材として、さつまいもやほうれん草などを加えてみたり、発酵食品であるヨーグルトや納豆を含めてみるのも良いでしょう。また離乳食初期では果汁やフルーツジュースもうんちを柔らかくして出やすくする効果があります。

5.オリゴ糖習慣

母乳にも含まれる成分であるオリゴ糖は、オリゴ糖食品として入手することもできます。オリゴ糖はビフィズス菌のエサとなって、それを増殖させる働きがあります。ミルクや離乳食に少量を加えることで腸内環境を良好に保つのに役立ちます。簡単に実践できるので、ぜひ毎日の習慣に取り入れましょう。尚、オリゴ糖食品の中には砂糖や添加物の加えられているものがありますが、赤ちゃんに与える場合は純度の高い無添加のオリゴ糖食品に限ります。

 

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赤ちゃんの体はとてもデリケートでダメージに敏感ですから、便秘になったときには対処法も慎重に選ばなくてはなりません。

 

強い刺激を与えるような方法は避け、穏やかに便秘を改善してくれるようなものを見つける必要があります。

 

その点で赤ちゃんにとっての最強の便秘対策といえるのが、オリゴ糖です。

 

オリゴ糖粉末

オリゴ糖は母乳にも含まれる成分で、腸内に存在するビフィズス菌を増殖させることで、腸の機能を活発化する働きのあることが研究によっても明らかにされています。

 

便秘の赤ちゃんにとってオリゴ糖が最強といえる理由は、大きく分けると3つあります。

安心して与えられる

赤ちゃんは食べられる食物も限定されますから、食べ物で便秘を解消することには限界があります。まだ離乳食期に入っていない赤ちゃんなら尚更です。かといって、薬を使うのは心配な面もありますし、そもそも赤ちゃんでも使用できる下剤というのはほとんどありません。ところが、オリゴ糖なら母乳やミルクにも含まれる成分ですから、安心して赤ちゃんにも与えられます。離乳食前でもミルクに少量混ぜるだけですから、無理なく与えられます。薬のような副作用もありませんから、安心して試せるのは大きなメリットです。

続けやすい

赤ちゃんによっては何度も便秘を繰り返すことがあります。このように便秘がクセになっている場合は、体質を変えるために継続的なサポートが必要です。オリゴ糖ならミルクに入れて飲ませるだけですから、忙しいママさんでも毎日簡単に続けることができます。

健康にいい

オリゴ糖は腸内のビフィズス菌を増やして腸内環境を良くしますから、赤ちゃんの便秘が改善されるだけでなく、免疫力も高まります。

 

でも、オリゴ糖食品ならどれでもOKなのかというと、少し注意が必要な点があります。

 

赤ちゃんの便秘は水分不足が原因で生じることがあります。

 

特に以下のチェックポイントに当てはまるようなら水分補給を心がけることで便秘が改善することがあります。

  • 出たウンチが硬くてコロコロとしている。
  • おしっこの回数が減っている。
  • 唇や口の周りが乾燥している。
  • 汗をかいていることが多い。
  • 暑い日でも外出が多い。
  • 暖房の効いた部屋に居ることが多い。
  • ママの母乳の出が悪い。

 

赤ちゃんは大人よりもずっと多くの水分を必要としています。

 

その理由の一つは赤ちゃんがとても汗っかきだからです。

 

赤ちゃんの新陳代謝はとても活発で、そのために体温も高くなるのが普通です。その高い体温を調節するには汗をたくさん出さなければなりません。だからこそ赤ちゃんはあの小さい体でも汗を出す穴が大人と同じ数あります。夏の暑い日はもちろんのこと、冬でも暖房の効きすぎる部屋に長くいたり、厚着しすぎたりすると汗とともに体内の水分が大量に失われることになりますから注意が必要です。

 

赤ちゃんが水分不足になりやすいもう一つの理由は、おしっこの回数が多いからです。

 

新陳代謝が活発な赤ちゃんはそれだけ老廃物も多いので、それを体外に排出しなければなりません。しかし、赤ちゃんは腎機能がまだ未熟なので、大人のように老廃物をギュッと濃縮しておしっことして出すことができません。それで、薄いおしっこでも回数を多くすることで老廃物を出そうとします。そのためにおしっこの回数も量も多くなり、それだけ水分も失われることになります。

月齢の低い赤ちゃんは、ウンチをためておくことができませんから、ほぼ反射的に一日に何度も排便をします。

 

しかし、自分の力で動けるようになってくると、その運動で筋力もついてきて腸も発達しますから排便力もアップしていきます。やがて直腸にウンチがたまる感覚が分かるようになってきますし、腹圧をかけて便を出すということができるようになってくるのです。

 

室内をよちよち歩き

それでも、かなり動けるようになったのに運動する機会が少ないと、筋力も発達せず自力でしっかり排便する力がなかなかついてきません。

 

徐々にウンチがたまる感覚が分かってきても、しっかりと腹圧をかけていきむことができないと便秘になってしまいます。

 

それで、室内でも外でも毎日十分に運動できるような環境づくりが大切になってきます。元気にハイハイしたり、歩いたりできていればそれで十分ですが、ママと一緒に体操を行ってみるのもいい方法です。

 

便秘の赤ちゃんに向いている運動

 

室内で行える便秘の赤ちゃん向けの体操を幾つかご紹介します。

 

運動を行うタイミングとしては、オムツ交換のときやお風呂上りのリラックスしているときがよいでしょう。ミルクや食事の前後の時間は避けましょう。

 

自転車こぎ体操

赤ちゃんを仰向けに寝かせて、左右の足首の辺りを両手で優しく持ってあげます。そのまま自転車のペダルをこぐようにゆっくりと動かしてあげましょう。腸にも刺激を与えることができますし、足腰の運動になります。

 

金魚体操

赤ちゃんを仰向けに寝転ばせて、お尻のあたりをやさしく両手で包み込むようにもってあげます。そのままゆっくりと金魚が尾びれを振るように左右にユラユラと動かしてあげます。赤ちゃんの気持ち良さそうな範囲で行い、無理に揺らしたり、長い時間行なうのは避けましょう。腸を刺激し、お腹にたまったガスを出すのに役立ちます。

 

腹ばい運動

起きているときには、赤ちゃん腹ばいにさせてあげるだけでも腹筋や背筋が鍛えられます。首がすわってきて寝返りのうてるようになった生後3、4ヶ月ごろになると腹ばいができるようになります。行なう時間は数分にとどめて、赤ちゃんが嫌がらない程度にしておきましょう。また、窒息には十分用心して下さい。フカフカの布団の上では行わないようにし、腹ばいにさせるときは絶対に目を離さないようにしてください。

 

 

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離乳食をスタートした途端にウンチが硬くなって回数も減っていき、便秘になってしまう赤ちゃんは多いようです。

 

これは離乳食をきっかけとして腸内環境が大きく変化するためです。

 

さらに離乳食が進むにつれて母乳を飲む量が段々と減っていくことも原因のひとつになります。

 

母乳には、ウンチを軟らかくする乳糖が多く含まれますが、その摂取量が減っていくとウンチも硬くなりがちです。さらに母乳にはヒトオリゴ糖が豊富に含まれており、腸内のビフィズス菌を活性化させる作用があります。ビフィズス菌が活性化していると、腸の働きも好調で便秘にはあまりならないものです。

 

しかし、母乳の摂取量も減り、離乳食でもオリゴ糖を補えないとなると、やはりビフィズス菌もドンドン減っていき、腸の働きも鈍くなってしまいます。

 

このように赤ちゃんにとって離乳食期は便秘の原因となりえる条件が揃っていますから一層の注意が必要です。

 

でも、これは腸内環境が大人のそれに近づいているからこそ起きるのであり、赤ちゃんがきちんと成長していっている証拠ですから、悲観する必要はありません。

 

便秘対策はしっかりと行いつつも、長い目で見てじっくりと対処していきましょう。

 

意外なことに赤ちゃんでもストレスを感じることが多いようです。そして、ストレスが続くと便秘にもつながります。

 

大人でも、旅先や引越し先などの慣れない環境でしばらく便秘になることがありますが、排便というのはリラックスしていなければ行いにくいのです。

 

泣いてる赤ちゃん

ストレスが多くて緊張が続くと、腸の働きが悪くなり、結果としてウンチを排出できずにどんどんと腸内にたまっていってしまいます。

 

赤ちゃんはお腹がすいたり、オムツが濡れているだけでもストレスを感じますが、それに加えて身体的に負担となる環境・騒がしい環境や寂しさを感じる状況があると一層ストレスが強くなります。

 

また睡眠時間が足りないときも体が十分に休まらず、腸の働きが悪くなります。

 

まずは、赤ちゃんにとってストレスとなっている状況がないかチェックしてみましょう。

 

赤ちゃんのストレス環境チェックポイント

  • 部屋の温度や湿度は適当か(冬20度前後、夏26〜28度)
  • 衣服はゆったりしていて着心地がよいか
  • 適度に日光や外気にあたっているか
  • テレビの音声などで部屋がいつも騒がしくないか
  • 一日の予定を詰め込みすぎていないか
  • 静かに眠れる環境になっているか
  • 他人に会う機会が多すぎないか
  • 一人ぼっちでいる時間が多くないか

 

特に便秘がちになっているなら、生活の中で意識的に赤ちゃんがリラックスできる時間をつくってあげるようにしましょう。

 

一番良いのは静かな環境でママとスキンシップをする時間です。

 

1歳までの乳児期に母親とのスキンシップが多いと、大人になってからもストレス耐性が高くなるという研究報告もあります。

 

ママとのスキンシップでリラックス効果を高めるには、赤ちゃんと一緒に軽い体操を行ったり、ベビーオイルやアロマオイルを使ったマッサージなどが最適です。

 

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赤ちゃんが便秘になって苦しそうにしていると、早く何とかしてあげたいというのが親心ですね。

 

大きく口を開ける赤ちゃん

でも、便秘は何らかの原因があって生じているわけですから、一時的に解消できたとしても原因が取り除かれていなければ、また繰り返してしまう傾向があります。

 

ですから、赤ちゃんの便秘では短期的な解消法と長期的な解消法の両方を上手に使い分けて、根本から解決していくことが大切です。参考:赤ちゃん便秘に.jp

 

 

短期的な解消法としては、浣腸や果汁・砂糖水を与えることがあります。

 

ウンチがたまって硬くなってなかなか出ないようなときは、まずはたまったものを出してあげるために綿棒で浣腸したり、グリセリン浣腸を行って早く楽にしてあげる必要があります。

 

排便できた途端に機嫌が良くなる赤ちゃんは少なくありません。

 

また、果汁や砂糖水を与えることで、ウンチの水分量が増えて、やわらかく出やすくなる効果が期待できます。

 

しかし、このような方法で一時的に楽にはなっても、便秘になりやすい腸が改善されたわけではありません。便秘を繰り返さないためには、腸の機能自体を高めてあげなければなりません。

 

そこで必要になるのは根本からアプローチをする長期的な解消法です。

 

これは大きく分けると、規則正しい生活と食事の2つが関係してきます。

赤ちゃんが便秘のときは、やさしくマッサージをしてあげるだけで出やすくなることが少なくありません。

 

これは適切なマッサージに以下のような効果があるためです。

 

効果1 腸に刺激を与える

腸は、ぜん動運動と呼ばれる収縮運動によってウンチを出口まで送り出します。マッサージによって腸の出口に向かう方向に刺激を与えることで、腸の運動を促すことができ、なかなか送り出せなかったウンチも出口に向かって進んでいくようになります。

 

効果2 リラックスできる

赤ちゃんのマッサージ

腸の働きはリラックスしているときに活発になります。逆に緊張した毎日が続くと便秘になりやすくなります。赤ちゃんも様々な理由からストレスを抱えることがありますから、便秘ぎみの時はリラックスさせてあげることが大切です。マッサージをしてあげるとスキンシップの効果でとてもリラックスした時間を過ごせます。入浴後に行ったり、オイルを塗ったり、音楽をかけたり、歌を歌ったりとリラックス効果を高める工夫をしてみましょう。

 

効果3 血行がよくなる

血行が悪いとお腹が冷えて腸の働きも悪くなり、便秘につながります。マッサージで赤ちゃんの体をさすってあげることで血行は良くなり体が温まってきますから、腸の働きは一層改善されていくことになります。

 

では、赤ちゃんが便秘のときに試してみたいマッサージの幾つかをご紹介しましょう。

 

赤ちゃんの便秘では、病院に行ったほうが良いケースと様子を見ても大丈夫なケースがあります。

 

その違いをよく確認しておかないと、必要以上に心配して取り越し苦労をしたり、逆に体調を悪化させてしまうことになります。

 

まず判断する際の注意点としては、「何日出ていないか」という排便の頻度はあまり気にしないでよいということです。

 

赤ちゃんは腸がまだ十分に発達していないので、排便の回数や間隔もコロコロと変化します。数日出ていないからと言って、その度に病院に連れて行ったのでは、ママも忙しくなって大変です。

 

代わりに病院に連れて行くかどうかの判断のポイントとして、以下のようなところをチェックしましょう。

  • 機嫌が良いかどうか
  • 食欲があるかどうか
  • お腹が張っていないか
  • 苦しそうにいきむことがあるか
  • ウンチが硬くなっていないか
  • ウンチに血がついていないか
  • 熱や嘔吐など他の症状はないか

 

こうした赤ちゃんの様子やウンチの様子を観察してみて、機嫌も良くてウンチも軟らかいようなら、3,4日あるいは一週間出なかったとしても特に心配するようなことはないでしょう。それは便秘ではなく、その子の今の適切な排便のペースなのです。

 

一方で、赤ちゃんがウンチが出ないために顔を真っ赤にして苦しそうにいきんでいたり、少し出たウンチがコロコロと石のように硬ければ、中でかなり詰まっていることが考えられます。このようなケースでは病院で浣腸をしてもらい摘出しなければなりません。

 

診察を受ける赤ちゃん

病院では、浣腸以外にも赤ちゃんが使用できる効き目の穏やかな便秘薬を処方してもらえたり、生活面での有益なアドバイスをもらえることもあります。

 

地域によっては子ども用の便秘外来も設置されている病院がありますが、重度でなければ近くの小児科で対応してもらえることと思います。

 

「便秘などで病院に行ってもいいのだろうか」と考える必要はありませんし、自分で何とかしようなどと無理して赤ちゃんにダメージを与えることのないようにしましょう。

 

また発熱や嘔吐など便秘以外にも症状が見られるなら、感染症や腸の病気にかかっている可能性が考えられます。このような場合にも早めに病院に連れて行きましょう。

 

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赤ちゃんの便秘と母乳の質が大きく関係している場合があります。

 

母乳の質がママの食事内容と深く関係していることはよくご存知だと思いますが、ママが食事に気をつけた場合とそうでない場合の差というのはあまりにも大きいものです。

 

おっぱいを飲む赤子

食事の質が悪いと、母乳はドロッとして色も濃い黄色やオレンジ色になると言われています。また味も酸っぱかったり、しょっぱくて臭いもきついようです。また味が甘すぎる場合も、濃いすぎるので問題です。

 

一方、質の良い母乳はサラッとしており、米の研ぎ汁のような薄白色ほんのりと甘くて赤ちゃんが大好きな味になります。

 

質の悪い母乳の問題点は、冷えやすいということです。これが赤ちゃんの腸を冷やすことにつながり、腸の働きが悪くなって便秘の原因となります。

 

本来は母乳には腸内環境を良好にするための成分が多く含まれています。ですから、母乳の質を改善すれば、便秘や下痢になりにくい赤ちゃんに育てることができるわけです。

 

赤ちゃんが母乳を嫌がったり、便秘がちになっているときには、その質に注意をしてみましょう。

 

おいしい母乳をつくる食事

母乳の質を良くするためには、ご飯を中心とした低カロリーの和食が良いようです。

 

逆に避けるべき食べ物としては、脂質や砂糖の多く含まれるケーキやチョコレートなどのスイーツ、天ぷら・カレーライス・フライなど油分の多い食べ物、アルコールやカフェインを含む飲料、インスタント食品など添加物の多いものがあげられます。

 

これらの食品は大好きな人も多いと思いますが、母乳による育児の間は控え目にしておきましょう。

 

授乳中の和食

食べ物の制限は、ダイエットの場合も同じですが、今日から完全に断ち切るというのは難しくてストレスがたまるものです。「たが」が外れたときの反動も怖いですから、まずは回数や量を少しずつ減らしていくことから始めましょう。

 

コツは無理なく食事の改善が行っていけるように、数ヶ月先を見据えて徐々に改善していくことです。

 

また代わりとなるヘルシーなスイーツやドリンクを見つけるのも役立ちます。例えば、スイーツであれば干し芋やむき栗、コーヒーの代わりにたんぽぽコーヒーなど、この機会に楽しみながら代替品を探してみて下さい。

 

母乳の質が向上するにつれて赤ちゃんの腸内環境も良くなり、便秘になりにくい体になっていくことと思います。それまでの間は母乳と併せて良質なオリゴ糖をミルクに溶かして与えることでカバーしていきましょう。

 

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